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10月11日の夢(泡だらけ) [夢]

 坂を登ってオフィスへ出勤する。途中に手洗い場があるので、石鹸で手を洗う。すると、その泡で、見渡す限りの地面が真っ白におおわれてしまう。二人の同僚女性がぼくとつかず離れずの距離で同行する。途中にどうしても開かないドアなど、さまざまな障害物があり、自分のデスクにたどり着けない。そんなぼくを不審な目で見ていく同僚がいる。ぼくはあたりを掃除するふりをしてごまかす。
 名古屋の観光地を編集委員のN氏らとバスで回る。御園座などをめぐる予定だが、最初にバスが着いて見学することになったのは、ぼくがどうしてもたどり着けない自分のオフィスだった。
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10月10日の夢(傘がない) [夢]

 市長の取材をしたいと思い、申し込みに行く。記者対応が悪いことで有名な市長である。相棒のカメラマンも一緒に行く予定だったが、なぜかぼく一人で行く。定刻の10時に市役所に着くと、当の市長がにこやかに現れ、快く申込書を受け取ってくれた。
 ところが本番の取材に行くと、全く市長は現れない。けんもほろろに追い払われてしまう。これでは記事に穴があく。困ったなあ。女性スタッフがぼくを追いかけてきて、「どうするのか」と詰め寄る。ぼくは両手を広げて「お手上げだよ。追加取材をしようにも、あとは深夜しかスケジュールがあいてない」と、ぼくは答える。
 帰ろうとして、傘を忘れたことに気づき、坂を駆け上がって取りに戻る。そこは小学校の校舎である。傘置き場にはぼくの傘とそっくりだがちょっと違う水色の水玉模様の傘が沢山並んでいる。だが、本物のぼくの傘はない。これでは帰るに帰れない。
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