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12月29日の夢(砂漠の現代詩ゼミ) [夢]

 エジプトの砂漠にある大学の三つの教室を借り、昼から夜にかけて現代詩ゼミを開催している。最後のゼミが終わり、周囲に片づけてあった机をみんなで元に戻す作業をする。それなのに、机の上ですやすや眠っている男がいる。現代詩作家のA氏だ。それに壁際の机の上には、参加者たちの荷物が沢山置かれたままだ。ぼくは撤収を急ぐため、「まだ荷物が沢山残っていますよー」と皆に呼びかける。
 外に出ると、日本人の男がいて、ぼくを自分の会社に案内してくれる。招き入れられたところは体育館ほどの広さのある広大な何も家具のない部屋である。
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12月28日の夢(贈り物) [夢]

 一面に分厚く砂浜のような砂利が敷き詰められた広い敷地に、ぼくの会社は建っている。オフィスのぼくのデスクの隣に新入社員の女性が着任し、ぼくはその指導役だ。彼女のデスクとぼくのデスクとは微妙に高さが異なっている。しかも、ぼく自身には殆ど仕事がなくて暇なので、ぼくは意味もなく書類を開いたり、動かしたりしているだけだ。
 トイレに行きたくなって、外へ出る。トイレは別の建物にあるので、砂利の上を歩くのは、足をとられてとても歩きにくい。そういえばこのトイレは以前は使用禁止だった。用を足していると、床に近い小さなガラス窓の向こうに、まだ少年のぼくの息子がいて、「そこでしてはいけないんじゃないの?」と言う。ぼくは「もうしてもよくなったんだよ」と答えて、用を足し続ける。ふと足元を見ると、そこに小さな黒い壺が置いてある。そういえば、今日は会社から社員に贈り物がされる日だった。これがその贈り物に違いないと思う。
 オフィスに戻ると、新入社員も贈り物をもらったらしく、紙で何重にも包まれたものを、他の女子社員に囲まれて嬉しそうに開けているところだった。しまった。ぼくはあの壺をトイレに置き忘れてしまった。急いで外に出て、また歩きにくい砂利を踏んで、トイレに向かう。壺はまだあそこにあるだろうか?
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12月24日の夢(悪い噂) [夢]

 会社のパーティーに出席すると、みんなのぼくを見る目がどうも変だ。聞いてみると、出版部の女性がぼくにだまされて関係を持たされたあげく棄てられた、という置手紙を残して、会社を辞めたらしい。だが、ぼくはその女性を全く知らず、事実無根の話だ。「ぼくはこの人の名前さえ知らない」と抗弁していると、壁の地面に近いところに窓があって、そこから外人らしい男がぼくをなじる。やましいところの全くないぼくは、すぐに窓へ駆け寄って、「なぜ、そんなウソを言うのか」と抗議する。

 今日からぼくと前編集長のМ氏とは互いに名前を交換することになった。チーフにぼくの原稿を朗読して聴いてもらうが、ぼくの名前で発表されるその原稿はもちろんМ氏が書いたものだ。自分で書いたものではないので、うまく朗読できずに苦労する。
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12月23日の夢(郵便ポスト) [夢]

 観光バスの一番前の座席に乗っている。運転手の姿は見えないが、ぼくは左の窓際、女性が右側に座っている。細長い休憩所の建物にバスはものすごい急カーブをして入る。上手な運転だと思う。二人はそれぞれ左右のドアを開けて降りる。ぼくは自販機に飲み物を買いに行こうとするが、女性は遠くへ行くつもりはなさそうだ。ぼくも手近な自販機に向かうが、ぼくがいるのは赤くて四角いポストの上だ。周囲にたくさんのサラリーマンやOLたちがもたれて談笑している。飛び降りようとするが、意外に高いので、足をくじいてしまいそうだ。みんなに「ちょっとすみません」と声をかけて、うまく降りようとするのだが、なかなか難しい。
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12月18日の夢(肖像写真) [夢]

 会社の先輩だったUカメラマンに、暗くて粗末な部屋でプロフィル用の写真を撮ってもらっている。ぼくの後ろを男女の子供たちがちょろちょろ駆け巡る。カメラマンは「後ろを子供が……」と言う。入れ替わり立ち代わり、子供たちがちょろちょろするので、なかなかシャッターを切ることができない。
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12月14日の夢(無音の稲妻) [夢]

ベランダへ洗濯物を干しに出ると、向かい側のマンションの左上の空で一瞬、稲妻が閃いた。雷鳴を予想して身構えるが、なぜか音はしない。そのかわり、あたりが真の闇になった。「停電だ! そっちへ行くね」と、ぼくは家の中に声をかけ、そろそろと手探りで窓から家の中に戻る。だが不思議なことに、暖炉の燃える居間には明かりがついており、パソコンのモニター画面もカラフルな光で輝いている。
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12月8日の夢(初日の舞台挨拶) [夢]

12月8日の夢。ぼくは舞台の演出家で、初日の開演挨拶をしている。黒の空間の劇場で、舞台も客席も薄暗い。舞台を見下ろす階段式の客席は空席も多いみたいだ。
準備不足で練習もきちんとできないまま、もう開演時間だ。ぼくは上手側の舞台に立ち、マイクをとって出演者の紹介を始める。最初のうちこそとんとんと進むが、だんだん読み方のわからない役者の名前が出てきたり、入れ替わり立ち代わり舞台に現れ、中には今到着したばかりの役者たちを全員紹介できたのか、心もとなくなってくる。最後に「演出は一色真理です」と結ぶが、ぼくは実際には何もしていないに等しい。「では、只今から……を開演します」と宣言しようとして、台本の表紙にある演目の読み方さえ分からないことに、我ながら唖然とする。しかし、もはやぼくは引き返せない。「では、開演しますので、スタッフの方は舞台から降りてください」と言い、一礼をして役者たちと楽屋に下がる。楽屋も黒い空間で、大部屋に全員がいて、談笑している。その瞬間、ぼくは不安にかられて叫ぶ。「あれ、ここには舞台の様子を見るテレビがないじゃないか!」 役者たちもそのことに気づいたようだが、平気な様子だ。ぼくは楽屋を飛び出して、舞台袖に走る。ぼくが役者たちに出番を知らせる以外に方法はないのだ。
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12月7日の夢(少年院) [夢]

ぼくは何かの罪を犯したようで、少年院に入ることになった。緑の芝生の中に点々と瀟洒な小屋が建っており、これらが少年院の建物である。特に塀や監視所、監視員のようなものは見えない。篤志家がトラックで大きな絵画を運び込んでいる。院に寄贈するつもりらしい。案内された部屋は大部屋で、立派なベッドが一人に一つずつあてがわれている。ぼくと隣の若者との間は、喫茶店の仕切りにあるような木製の透かし彫りのある衝立だけ。これではプライバシーが守れない。ぼくは隣の若者に「間にカーテンがわりにとりあえず新聞紙を吊るそう。いずれはデパートの包装紙なんかにするといいね」と提案し、相手も賛成する。
ふと見上げると、二人の作業員が天井にさっきの篤志家の絵を飾っている。壁だけでは飾りきれず、かといって善意の寄贈を無駄にできないので、天上に飾るらしい。宗教画なので、頭の上からキリストや天使に監視されているようで、いやな感じだ。
院の中にはいろいろな作業グループがあり、ぼくは辞書を作るグループの先輩からチームに入るよう指示され、とても嬉しい。やがてぼく自身がチームのリーダーになり、さっき見かけた少女を含め、何人かのメンバーのリストを紙に書く。ただし、文字では書けない。ぼく自身を含めてメンバーの名前は一握りの泥で表すのだ。
いつのまにかぼくはもう院の外に出て、雨の道路を歩いている。着ている服の特に下半身は泥だらけである。ぼくの鞄に泥がついているので、それが触れるたびに服が泥にまみれる。しかたがないことだと思う。道路の反対側に選挙運動をするヘリコプターが着陸して、盛んに選挙運動をしている。そうだ。選挙も後半戦に入り、もう泥がつくからいやだなんて言っていられないのだ。選挙運動をしているのは、全員言葉をしゃべっているが動物たちである。選挙運動は動物がするものと決められているのだ。
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