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11月29日の夢(幽霊長屋) [夢]

 トイレへ行きたいと思い、布団から起き上がって、玄関から外へ出る。我が家は長屋なので、自宅内にトイレがないのだ。玄関先に柳の木のような、ぞろっとした感じの女性二人が立っておしゃべりしている。一瞬、幽霊ではないかと、ぞっとする。長屋の中はいくつも部屋があるが、間仕切りの襖はすべて取り払われている。あちこちに煎餅布団が敷かれているものの、寝ている人の姿はなく、真夜中だというのに沢山の人々がおしゃべりに夢中だ。だが、あたりには沈黙が支配していて、喧騒は全くない。
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11月28日の夢(中国詩人との交流) [夢]

 ぼくの編集するS誌に以前から中国の詩人が寄稿してくれるようになった。最初は体制派の詩人だったのが、いつしか中間派の詩人に変わり、気づいてみると今は少数民族の反体制派詩人になっている。突然電話をかけてきて、寄稿したいと言ってきたので承知すると、毎号のように原稿を送ってきて、否応なく連載という形になってしまった。しかし、この詩人はどういう詩人なのか、どういう経緯でこういうことになってしまったのか、考えてみると、よくわからないことばかりなのだ。
 ぼくはまず中国の大使館のような建物に調査に行く。緑の中にある三階建ての白亜の建物だ。さらに、この詩人が来日して講演をしているというので、その講演会場に足を運ぶ。お腹が減っているので、お椀に入れたお雑煮を食べながら、講演会場の右後方のドアから入る。客席は階段式になっていて、前方のステージで詩人が熱弁をふるっている。しかし、お雑煮を食べながら聴くのはいかにも失礼である。ふと左を見ると、最後列の座席だけが舞台とは反対向きに置かれていて、しかも舞台との間に白亜の壁がある。ここなら講演は聞こえるが、舞台から見られることはない。そこに腰を下ろすと、ぼくが昔編集していたP誌の元編集長であるK女史が、奥に座っているのが見える。ぼくと仲の悪かったいやなおばさんである。後方のドアが開く音がするので振り返ると、何人かの男性がどやどやと入ってきた。おそらくK女史に会いに来たのだろう。ぼくは席から立ち上がり、彼らの通行の邪魔にならないようにする。
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11月27日の夢(海辺のホテル) [夢]

 会社をさぼり、いつもの海辺のホテルへ行く。海岸から少し離れた丘に建つ、瀟洒な白亜のホテルだ。そこへ行くには地下トンネルを通るのだが、途中で道を間違えたらしく、地上に出てみると、ホテルを通り越して、海岸へ出てしまった。
 改めてトンネルへ入り直す。トンネルは工事中で、文字通り迷路のようだ。駅員や工事の人たちが沢山いる。工事のため立ち入り禁止の表示のされた区間もあるが、親子連れがそこを歩いていくので、ぼくもその後について行ってみる。
 いつのまにかホテルに着いた。ぼくのほかに男性と女性、そのほかにもう一人いるらしく、四人のグループである。ぼく以外の三人はぼくをロビーに残して、トイレへ行ってしまった。ぼくは猛烈な空腹を感じて、オーダー用のベルを押し、ケーキを頼もうとする。女性が戻ってきて、「どうされたんですか? ホテルのスタッフが何か怒らせるようなことをしましたか?」と、ぼくに尋ねる。ぼくは慌てて「いや、お腹が減っただけだよ」と弁解する。時計を見ると、もう帰らなくてはいけない時間だ。注文したケーキがまだ来ないのに、男性は伝票を持って会計に向かう。ぼくは廊下で一人待っているが、仲間たちは誰もいなくなってしまい、ひとりぼっちになってしまう。
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11月18日の夢(2つの鍵) [夢]

 日本には隠された軍港があり、そこが観光地になっている。その町の観光を終えて、夕方帰ろうとして、ポケットを探ると鍵が二つあった。何の鍵だったか記憶がない。砂浜に戦後の海の家のようなバラックが沢山建っており、その一つは傘を預かる店だ。多分、一つは傘の鍵で、もう一つは荷物を預けたときの鍵だろう。しかし、ぼくには預けた記憶がない。認知症になってしまったのだろうか。不安になりながら、皆が並ぶ行列の後につき、傘の預かり屋の奥さんの前に行く。すると、奥さんは「もう今日は閉店です」と言う。ぼくは「いや、お宅の旦那はまだ帰ってこられないようだが、彼があと十五分は大丈夫だと言ってくれましたよ」と答える。すると、奥さんは急ににこやかになり、「そうらしいですね」と答える。
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11月15日の夢(地下室の小人たち) [夢]

 仕事もないのに、会社に6時まで残っていて、デスクの引き出しのゴミの整理をしている。会社の中には女性社員が多く、みんな年をとって、表情が死んでいる。その一人がぼくに話しかけて、ぼくのことを探るようにいろいろ聞き出そうとする。その隣にいる年とった女性社員もぼくらの話に聞き耳をたてている様子だ。ぼくはそんな雰囲気がいやで、振り切るように意味なく会社の外に出て、また戻る。
 もう誰も話しかけてくる者もいなくなったので、ぼくは次の取材に必要なピアノについての資料を何枚か、なくさないようにどこかの壁に貼ろうと思う。さんざん迷った末、自分のデスクの棚に貼ることにする。
 するとぼくの背後に、3人の初老の女性が現れる。一人がさっきぼくに話しかけた女性に「私は1日に10時間寝ないといけない人だったが、元気になって働けるようになった。それなのに、またダメになって、あんたが私のために買い物をしてくれるようになるとはね」と言う。
 ぼくは彼女たちに構わず退社しようとする。すると、床の一部がぱたんと開いて、地下室への通路が出現した。そこからぼくの知らない黒い服装の男たちが沢山出てきた。そうか。うちの会社には地下室のオフィスがあり、そこが出版部になっているのだ。彼らは出版部の社員なのだろう、と思う。中にはおじいさんや膝の高さまでしかない小人もいる。不気味な無言の男たちの集団である。
 ぼくは7時過ぎまで仕事をして、帰宅することにする。
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11月8日の夢(福岡の陥没の予知夢?) [夢]

 ホテルのような場所で皆でパーティーをしている。何か異常なことが起きた気配がある。窓から外を見ると、家々が崩れ落ちていく。宇宙人襲来か、あるいは異界からの攻撃だろうか。小さな子供たちを守りながら、ぼくらは外に出て、見えない敵と戦いながら逃げる。皆もぼくも、まるでスーパーマンのように活躍して、敵を倒していく。車に乗り、さらに電車に乗り換えて脱出だ。だが、電車の窓からも崩れ落ちていく市街が見える。ようやく安全な場所にたどり着き、敵の攻撃も撃退したので、再び最初のホテルに戻る。皆、服を着替えるが、ぼくだけ履いていた青いズボンが見つからず、下着姿のまま皆に探してもらう。そのとき、またもやぼくの神経は異常を感知する。再び敵が襲ってきたのだろうか。
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11月5日の夢(はぐれる) [夢]

 秋晴れの空の下を女友達と二人で歩いている。ぼくは自分の肩あたりまであるキャスター付きの大きなスーツケース。女友達は軽くて小さなバッグを持っている。左に曲がるとエスカレーターがあり、乗るには改札を通らなければいけない。ぼくはパスモをかざそうとするが、そうではなかった。左の壁にコインロッカーのような、大小たくさんの四角い凹みがあり、そこに荷物を押し込んで扉を閉め、消毒してもらうのだ。女友達は簡単にパスして、先に行ってしまった。だが、ぼくの荷物は巨大で重い。なんとか持ち上げて、中に入れ、扉を閉めるが、少し隙間が空いてしまう。そこからシューッと噴霧器のように、白い消毒液が空にまき散らされる。思わず目をそむける。消毒が終わったところで、スーツケースを取り出し、女友達の後を追う。岡の上の広い道路に出る。うららかな秋空の下を車がスピードを上げて行きかっている。しかし、女友達の姿はない。ふと見ると、スーツケースの一部が点滅している。何かのボタンらしい。押すと、女友達の声が聞こえてくる。彼女の声は不機嫌そうだ。一瞬、留守番電話の声かと思ったが、そうではなく生声である。ぼくは彼女が「どこにいるのか」と聞き出そうとするが、ぼくの声は彼女に聞こえていないのかもしれない。
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11月3日の夢(母校へ進軍) [夢]

 5、6人の仲間たちと名古屋にある母校の東海高校に向けて進軍している。そこに敵が立てこもっているからだ。しかし、名古屋の中心街は賑やかで、戦争を連想させるものなど一つもない。
 ぼくは東海高校はこの広い通りに面してあると思っていたが、それは思い違いで、ここから右手の奥に入った市街にあるようだ。ぼくの合図でみんな右手に向かうが、そこには道路はなく、川に行く手を阻まれてしまう。後ろにいた男が手を振って、左へ戻ろうとする。だが、先頭を行く男が「いや、川で濡れた方が相手に恐怖を与えられる」と言い、ぼくらは川に向かう。男に続いて、水面に降りようとするが、青い水面までは垂直の崖になっていて、とても降りられそうにない。漁師たちが軽々と水面に降りていくのを見ながら、ぼくは途方に暮れる。

 同じ仲間たちと電車に乗る。男たちの乗った左の車両は満員だ。だが、ぼくと女友達の乗った右の車両はがらがらで、ぼくらはゆったりとベンチ式のシートに座ることができた。
 ぼくはトイレに行きたくなり、一人で電車を降り、駅裏の迷宮のような裏町に入っていく。迷宮は海の底の竜宮のような怪しい極彩色の世界で、おばあさんが一人店番をしている。その一角に小さな鍾乳洞のような窪みがあり、男性用の便器が一つだけある。そこで用を足そうかと思うが、思い直してさらに奥へ進む。

 ちょうど入った店に便器があった。だが、ここは夢の中だ。ここでしてはいけない、と思う。目を覚まして、外へ出なくては。ぼくは店から外へ出る。いや、これもまだ夢の中だ。ぼくは地面に自分の体を打ち付け、転がり廻りながらなんとか目を覚まそうと七転八倒する。
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11月1日の夢(インドネシア様式のホール) [夢]

 女友達と二人で大きなホテルに滞在することになる。ホテルには「インドネシア様式」の広い板の間の部屋がある。ぼくらはまずこの部屋を掃除しなくてはいけない。インドネシアから古い建物を移築したのだろう。床も壁もすっかり古びていて、薄汚れていて暗い。
 まず照明のスイッチを探すが、見つからない。そこにいた男性に尋ねてみるが、振り返ると既に明かりはついていた。掃除機をかけたいと思うが、あるのは昔ながらの箒だけだ。それも二つあると思ったのに、一つは箒ではなかった。ぼくは一つだけの箒を持って、床を掃き始める。
 足がむずがゆいので、ふと見ると、足の指と指の間に楕円形の虫がはさまっている。この虫はこうやって、人の血を吸う吸血虫だ。ぼくは虫たちを一つ一つ箒で叩き潰しながら歩く。そんな中を子供たちが元気に遊んでいるが、ぼくは彼らの足元の虫をやっつけるのに夢中である。
 部屋の中に得意そうな笑みをたたえた、顔に皺の多い男性が立っている。彼は「ぼくは今、宇宙飛行士になって、一日千五百万の収入を彼女のところに送っているんだ」と自慢する。だけど、そのために宇宙でいつ命を失うかもしれない。それが代償なのだ、と思う。
 このインドネシア様式のホールを何時になったら、閉館すればいいのだろう? 一人の男性がぼくの掃除を手伝いもしないで、立ったままぼくをじっと見ている。彼はぼくがインドネシアから来たと思って、いろいろと質問してくる。
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10月31日の夢(ラジオ英語講座) [夢]

 倉庫街を急ぎ足で歩きながら、ぼくは携帯ラジオで英語講座を聴いている。男性講師が何か問いかけ、ぼくはそれに「サウザンド」と答える。するとまた、男女の講師がラジオからぼくに何事か二言、三言応答する。たった一人の生徒であるぼくのために、彼らはラジオの向こうで懸命に英会話を教えようとしているのだ。でも、こんなこと面倒くさいじゃないか。目指す倉庫にたどり着いた瞬間、ぼくは冷たくラジオのスイッチを切る。
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