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6月4日の夢(政治犯) [夢]

 ぼくは政治犯としてニューヨークを列車で護送されている。護送といっても、親や親族などもいっしょなので、まるでピクニックのようだ。どうやらトイレ休憩になるらしい。出口は一か所しかないので、長い列車の中を車両から車両へとみんなでワイワイ騒ぎながら進んでいく。ようやく出口から外へ出る。そこは棚田のような温泉地で、棚田の一つ一つが野外の温泉になり、何人かずつが入浴している。タオルを持ってくるのを忘れてぼくはハンカチで前を隠しながら、適当な浴槽を探す。ふと見ると一角で、以前のS社の同僚たちが賑やかに騒いでいる。彼らに見つかりたくないので、顔を伏せたままあちこち彷徨い、おとなしそうな老夫婦が入浴している浴槽を見つけて、遠慮がちに顔だけ洗う。
 トイレはその温泉地の一角の岩山の上にあった。岩に小さな穴が二つあけてあり、そこにトイレ用のスリッパが押し込んである。ぼくは手を使わず、足だけでそのうちの一方のスリッパをどうにか取り出して履く。トイレは便器のない、床に溝だけがついている方式だ。トイレに入ると詩人で実業家だったT氏がいるし、男子とまじって若い女性も楽しそうにおしゃべりしているので、びっくりする。
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6月2日の夢(タイムレコーダー) [夢]

 以前に勤務したS社で忙しく働いている。上司のI氏が今日は夜の7時半から打ち合わせだという。7月1日の取材の打ち合わせだそうだ。その日は休日だが、ぼくも休日出勤して地方の学校を取材しようと、やる気満々である。とりあえず今夜は打ち合わせのために帰宅が遅れると妻に電話したい。しかしデスクにあるダイアル式の黒電話は、どの回線ボタンを押しても使われているらしく、同僚たちの会話が流れてくるばかりだ。ふと行き先表示板を見ると、I氏は今夜は外出先から直帰となっている。社内で打ち合わせがあると思ったのはぼくの誤解で、どうやら外部でI氏が誰かと打ち合わせをするらしい。それならぼくはもう帰宅していいわけだ。
 と思っているところにぼくが編集長をしている「Pの本」の文字校正が出てきた。ということはそろそろ次号の打ち合わせをクライアントとするために、特集企画のプランニングをしなくてはいけない。ぼくはそのための参考資料となりそうな書籍を何冊も集め、自分のデスクに山のように積み上げる。何か面白い話題はないかとページをめくるが、何も思いつかない。やっぱり今夜は退社した方がよさそうだ。リュックを取り出し、中にあった不要な荷物を外へ出す。思った以上にリュックが軽くなっていて嬉しい。
 退社のためにタイムレコーダーのカードを押す。いつのまにかレコーダーの位置が変わり、オフィスの端でなく真ん中あたりに置かれているので驚く。しかも先に退社した女性社員が自分のタイムカードを置きっぱなしにしていったためか、ぼく自身のタイムカードがあるべきところにない。さんざん探して、予想もしないところにそれを見つけて、ようやく退社を記録する。そのカードは文具屋でぼく自身が選んできた自分専用の褐色のカードである。紙の色が濃すぎて印字がはっきり見えない。困っていると、総務兼任になったらしい男性社員が「まあ、このあたりのカードまではぎりぎり許容範囲と、オーケーにしました」と、変に恩着せがましいことを言う。
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5月31日の夢(猫を助ける) [夢]

 ぼくの自宅にブルージーンズをはいた見知らぬ女性がいる。ぼくが近づくと、手でぼくの体を押して、向こうへ行けという動作をする。見ると彼女の下半身が濡れている。妻の「あれを見て!」という声に振り返ると、さっきの女性が頭まで布でくるまれたようになっていて、苦しいらしく、全身を波打たせて暴れている。妻はその布をほどいて彼女を助ける。
 しばらくして自宅の外の廊下に出ると、その外は湖のような広大な水面になっている。そこで子猫が溺れている。それはさっきの女性だ。妻と二人で子猫を助けると、水の中からその母親らしい猫が現れて、ぼくらにお礼を言う。いつのまにか妻は黒と茶のトラ猫に変身し、ぼくの前でくるりとお腹を見せるので、「よくやった」とそのお腹を撫でてやる。
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