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6月11日の夢(暴力夫婦) [夢]

 ぼくは自転車屋で、知り合いの夫婦の家に新品の自転車を届けに行く。青くてぴかぴか光るとてもきれいな自転車だ。奥さんは美人だが、なんだか意地が悪い。自分が注文したくせに、自転車に難癖をつける。夫は暴力的な若い男で、ぼくを脅して、衣服をはぎとり、パンツ一丁にしてしまう。さらにぼくに暴力をふるおうとするので、ぼくは目覚まし時計を投げつけるが、当たらない。「もうすぐ警察から電話があるよ」と苦し紛れの嘘をつく。その瞬間、偶然に電話が鳴り、男は驚いて受話器をとる。警察ではないが、彼の知人だったようだ。そのすきにぼくは服を身に着けて、家に戻る。
 家は病院の大きな病室のように、たくさんのベッドが並んでいる。ぼくと妻のベッドから二つ置いた隣のベッドがさっきの暴力夫婦のベッドだった。戻ってきた奥さんはベッドで吐き気を催して、ゲーゲーと苦しみだす。何も知らない中年の主婦が心配して様子を見に行く。ぼくはさっき暴力をふるわれた件があるので、知らぬ顔でベッドに寝ているが、一応知人なので見舞に行くべきか迷う。
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6月9日の夢(宝物を隠す) [夢]

 仲の良い男友達四人と駅の階段を駆け下り、地下ホームに到着した電車の最後尾のドアから乗り込もうとする。男友達はぼくの知らない顔で、みんな頭のはげかけた中年である。ぼく以外の三人はホームにあった台の上にかけられていたバスタオルをめくる。その下にあった汚れたフェイスタオルなどの宝物をつかみあげると、それらを持って電車に躍り込む。その間、ぼくは閉まるドアをがっちりと肩で支えて、みんなが乗り込めるようにする。ぼくらは宝物を電車の中にある台の上のバスタオルの下に隠すと、ほっとしてみんなで笑い合う。
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