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12月28日の夢(北村太郎さんとの飛行) [夢]

 詩人の会合に出席するため、飛行機に乗る。コロナで搭乗者が少ないため、座席は二つ並んだ席が前後に二列しかない。しかも座席はベッドのように大きく、前列と後列の間にほとんど隙間がない。そこに無理やりぼくは体を押し込むようにして座る。
 だが離陸するとき、座席は四つが横一列に並び、ぼくら乗客は窓から遠ざかっていく地面を眺めている。ぼくの左隣に座っているのは、故人である詩人の北村太郎さんだ。話し始めたときには座席は再び二列になり、しかも前後に向き合う形になる。「そういえば北村さんはぼくの会社に何度かいらっしゃいましたね」と話しかけるが、彼は思い出せない様子だ。「S社ですよ。ほらKのいたS社です」とぼくは畳みかけるが、やはり北村さんは怪訝な顔だ。「政府のキャンペーンの仕事をしていたのですが、あれは下請けの下請けでした。間に何社も入っているので、結果的に経費がものすごくふくらむのです。おまけに、途中に入った人が、自分のしたい仕事は自分でやろうとするから、とっても面倒くさくなるんです」とぼくが言うと、北村さんは困ったように苦笑する。
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12月27日の夢(廊下にある駅) [夢]

 学校の教室のようだが、ここは職場らしい。同僚たちが次々立ち上がり、教壇に立つ初老の上司(先生かもしれない)に報告をする。ぼくも「小物はぼくが全部確認できましたが、大物が残っています。回転するデスクとか棚とかです」と報告する。上司はちょっと考えるふうだが、やがて「なるほど」という感じで頷いてくれる。
 ぼくはデスクを逆さにして頭の上にかついで廊下を歩く。廊下の両側にはいくつも階段があり、番線と行き先が表示されている。上は駅のホームになっているらしい。五番線の階段下に来たとき、妻が「山手線内回り?」と尋ねる。ぼくは「そうだよ。早稲田へ行くんだから」と答えて、ホームに続く階段を登る。
 登りきるとそこはバス停で、ちょうどバスが出たところだった。そこにも先生のような上司がいて、乗客たちと向き合っている。妻は「レンタカー」と言う。ぼくはポケットから振替用紙を出して上司に見せる。上司は温厚そうな感じの職人ふうの風貌である。やはり思い出せないものを無理やり思い出したように、「ああなるほど」と言う。
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