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1月17日の夢(校正を預かる) [夢]

 勤務先の広告プロダクションで仕事していると、一人の男が訪ねてきて、ぼくに今制作中だという自分の詩集の校正刷りを見せてくれる。ぼくは男と廊下を歩きながら、それが私用であることを同僚たちに悟られないよう、「校正」「紙質」などとどっちの業界でも通じる専門用語をわざと使いながら、会話をする。ぼくの個室オフィスに来ると、男はその校正刷りを預かってほしいというので、ぼくは壁の棚の空いたスペースに置く。しかし、本心としては邪魔なので、いやだなと思う。ぼくは男に「それで装幀はどうなってるの?」「PDFで送ってくれるの?」と矢継ぎ早に質問する。だが男は「前回はコッペパンのような装幀でしたね」と言うだけで、意味がよく分からない。そういえば以前の男の詩集の装幀は、青空に白いコッペパンのような雲が浮かんでいるデザインだったような気がする。いつのまにか男の隣にはマネージャーらしき男がいて、「〇〇理事の××は止められないのか」とぼくに質問する。ぼくは意味がわからないまま、「無理だと思う」と答える。二人はがっかりした様子だ。ふと見ると、かたわらで会社の同僚が煙草の白い煙を口からシューッと音を立てて吹き出している。なんだ、彼らは喫煙にクレームをつけていたのか。それなら喫煙を控えるよう、同僚を注意すればよかったと思うが、そのまま手を振って彼らと別れる。
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1月15日の夢(神宮第二球場を目指して) [夢]

 小田急線に乗っている。車内の床は階段状で、ケーブルカーのように傾斜している。ぼくの隣に立っていた見上げるような大男が、突然足を上げて、ぼくを蹴った。衝撃は感じなかったが、ぼくのコートの肩から足にかけて、真っ黒な土砂がついてしまう。駅につくと、ぼくは大男の腕をつかみ、「車内で暴行されました!」と叫ぶ。抵抗されるかと思ったが、男はおとなしくぼくに連れられて、駅の鉄道公安室に出頭した。カッターシャツ姿の公務員のような容姿の男二人も、証人になろうと進んで同行してくれる。ぼくらは取調室でなごやかに事件について公安官に説明する。
 友人たちと神宮第二球場で野球をすることになる。彼らはぼくの中学時代のクラスメートの顔をしている。球場に行くには背丈より高い雑草の生い茂る急斜面を登らなくてはいけない。掻き分けても掻き分けても雑草たちの力は強く、ものすごい圧力で跳ね返されそうだったが、なんとか頂上まで登りきる。そこはコンクリートの四角いトンネルの出口になっていて、温泉旅館に通じているらしく、和服を着た女将が立って、到着した人たちに挨拶している。そこが球場であるはずがない。右手の出口から出ると、そこは普通の市街地になっていて、しとしとと雨が降っている。おかしいな。友達から連絡が入っていないかと、ポケットからスマホを出す。メールが来ているが、それは仕事先からで、カラーの漫画入りの長文メールである。雨が降っている以上、野球は中止になったに違いないと思い、ぼくは帰ることにする。
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