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1月21日の夢(嵯峨さんの回顧展) [夢]

 詩人の嵯峨信之さんの回顧展が開かれている。会場は二つの畳敷きの和室がぶち抜きにされ、すべての壁は天井まで書籍で埋め尽くされている。しかし、克明に見ても、ぼくの知っている本は一冊もない。何冊か取り出して、ぱらぱらとめくってみる。すると全然未知の雑誌なのに、ぼくの名前の書かれている雑誌があって、びっくりする。ぼくのいる部屋にはほかに誰もいないが、隣の部屋には何人か人が集まっているので、首を伸ばすようにして、その部屋を覗き込む。しかし、ぼくの知り合いは一人もいない。ぼくは立ち上がって、二つの部屋をくまなく見て回る。それでも誰も知っている人がいないので、ぼくはそのまま会場を後にする。
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1月20日の夢(轢かれそうな犬) [夢]

 会社の前の横断歩道を親子の犬が渡ってくる。生まれたばかりの仔犬はうまく歩けず、途中で転倒して車に轢かれそうだ。あっと思った瞬間、歩行者が仔犬をさっと抱きかかえ、こちらへ送り届けてくれた。
 オフィスには長方形にデスクが配置されていて、ぼくのデスクはオフィスの一番奥の短辺の位置にある。そこにあるコート掛けに自分のコートを掛けようとするが、ほかの人のコートに占領されていて、ぼくのを掛ける場所がない。
 会社には障害を持つ人が二人いるが、彼らはそれをカミングアウトしている。実はぼくも耳が半分聞こえない障害者なのに、それをカミングアウトしていない。会社には二つトイレがあり、その二つを今、障害を持つ二人が使用中だ。この機会にぼくも自分の障害をカミングアウトしようと思う。
 ツアーでロシアの極東に行く。現地でカラオケボックスを安く買える話があり、手書きでそのポスターを二枚作る。一枚は上手に作れたが、二枚目は自分の名前を書くスペースがなくなり、失敗してしまう。
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