10月17日の夢(温泉土産はコルク栓) [夢]
ぼくの泊まった東北地方の温泉宿は、小汚いビルである。上階の部屋からエレベーターで一階に降りてきたら、帰りのエレベーターの位置が分からなくなった。カーテンで囲まれた一角があったので、ここだと思いカーテンをさっと引き開けると、そこには変哲もない応接セットが置かれているだけ。一階は沢山の宿泊客であふれ、彼らはぎゅう詰めになりながら、時計回りに回転している。壁際には土産物がたくさん並べられ、売っている一番人気の温泉土産は、コルクでできた浴槽の栓である。この温泉で実際に使われていたものを販売しているのだという。
10月12日の夢(飛んでいく鞄) [夢]
妻と二人で船に乗るために岸壁にいる。ぼくが手にしている鞄を一振りすると、鞄はぼくらの船室へと飛んでいく。船室が火事になったという叫びが上がる。だが炎も煙も見えない。ぼくは何かをしなくてはいけないと感じる。慌ててもう一度鞄を一振りするが、鞄はどこにも飛んでいかない。何度も試すうちにようやく鞄が船室へ飛んでいった手ごたえがある。