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4月22日の夢(全社で貫徹する日) [夢]

 今日は年に一度の恒例行事、社員すべてが完全徹夜をする日だ。社長のМがぼくに「今病院に行ってる?」と尋ねる。「行ってますけど、成城の病院ですよ」。「それってT病院?」 言い当てられて(現実にはそんな名前の病院に行ったことはない)、ぼくは「どうして分かるんですか」とびっくりする。「ぼくも行ってるからさ」と、Мは平然と答える。
 そしてぼくにクラシックで重たいカメラを手渡し、今夜の完徹デーの記録を撮るように言い渡す。妙に横長の長方形の視野のカメラだ。ぼくはそのカメラを持って社内の各部屋を回り、社員たちの姿を次々と写真に収めていく。不思議なことにほぼ全員がぼくの知らない人ばかりで、特に北半球のさまざまな民族のさまざまな年齢の男女が嬉々として、完徹デーを楽しんでいる。圧倒的なヴァーチャルリアリティで部屋半分が異界になっている部屋、ネイティブの人々が大自然の中で生き生きと暮らしている部屋もある。しかし、社長から預かっているカメラは使い慣れず、シャッターを深く押し切れないので、ちゃんと撮れているかどうか自信がない。
 ついに夜明けの時間が来て、水平線から美しい太陽が昇ってきた。窓から社員たちがそれをカメラに収めている。ぼくも撮ろうとするのだが、画面に社員たちの頭が大きく映り込んでしまい、ついに撮ることができない。
 社外に出ると、地面の上には毒蛇や毒虫がうじゃうじゃと蠢いている。ここは大丈夫と思って足を下ろすのだが、そこにも何物かがいる。ぼくは恐怖にかられながら、毒蛇と毒虫の平原を走り抜けていく。
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4月20日の夢(新居と軽いピアノ) [夢]

 新しく引っ越した家にいる。築数十年くらいの日本家屋で、二階建てだが家具などはまだ置かれていない。妻が外出したのでひとりで留守番していると、玄関にトラックが横付けされ、二人の男がグランドピアノを階段下に運び込んできた。ぼくは困惑して、「こんな重い楽器はこの家に置けないよ」と文句を言う。しかし男たちは「これはビニール製の一番軽いピアノだから大丈夫」と意に介さない。
 突然、玄関の左側の白い壁だった部分が隠し扉のように開き、どっと人々がなだれ込んできた。家を見回しながら、「新しい会場はここに違いない」と口々に言う。ぼくは「ここは違います」と言いながら、必死で人々を外に押し出す。
 今度は玄関の外で「わーっ」と大きな声が上がった。誰かが殺されたらしく、大騒ぎになったところに、やっと妻が帰ってきた。さっきのピアノ業者も戻ってきて、ピアノの調律を始める。
 ここは外国だった。ぼくら夫婦は団体旅行の一員となって日本に帰ることになる。最後の点呼が金属製の外階段の踊り場で行われている。ぼくの前に鉄の柵があり、ほかの人々とは隔てられている。柵の向こう側の人々は掌の中に白いハンカチのようなものを持っていて、その真ん中に赤い花のような点がある。ガイドの制服を着た女性が「これが切符ですから、なくさないでください」と言っている。しかしぼくだけが遅れてきたので、「ぼくは持っていません」と大声で呼びかける。するとガイドはぼくと妻の分の切符を柵越しに手渡してくれた。階段の横に黄色いバスが横付けになった。さあ、これでぼくらも日本に帰るのだ。
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