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6月18日の夢(東京タワー) [夢]

 仕事の息抜きをしようと、東京タワーの展望台に上がる。展望台はとても狭く、その中をさらに透明なガラス扉でいくつにも仕切ってある。どの仕切りの中も図書館のようなデスクと椅子が置いてあり、お母さんと子供たちが静かに読書をしている。ぼくは風景を見たいと、次々とドアを開け各部屋を歩き回るが、親子連れに阻まれて、窓に近づくことができない。
 あきらめて展望室を出ようとする。出入口は人二人分の幅しかない。そこに和服姿のおばさん二人が立ちはだかり、草履の鼻緒を直そうとしている。ぼくはその背後に立ってじっと待っているが、一向に二人は立ち去ろうとしない。これから展望台に入ろうとする人たちも列を作って、忍耐強くおばさんたちの退出を待ち続けている。
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6月17日の夢(自衛隊基地と恐竜の影) [夢]

 ぼくの主宰していた詩の合評会が自宅で再開することになった。陽光の差し込む板間のダイニングルームが直接庭から上がれるようになっていて、次々とメンバーが訪れてくる。懐かしい顔もあれば、初めてなのに小生意気な者もいる。
 自衛隊のゲートで、ゲートの内部に向かって座っている。ぼくの足だけが敷地の中に入っている。左手には詰め所があって、門衛の姿がある。基地の中はアフリカのサバンナのような、何もない自然が地平線まで広がっている。その地平線に丸いスポットのような光の当たった部分があり、そこにティラノサウルスのような恐竜の影がうごめいている。「いつかあの恐竜がやってくるのではないか」と、ぼくは門衛の自衛隊員に言う。
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