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3月1日の夢(逃亡バス) [夢]

 バス停で待っていると、定時にバスがやってきた。乗り込むとパスモの読み取り機がない。車内は部屋のように広くて、ほとんど正方形に近い。ぼく以外に乗客はなく、座席の前方中央に紙切れに埋まるようにして、読み取り機があった。しかしランプが点灯しておらず、明らかに生きていない。
 ハンドルを握る初老の運転手にそう声をかけると、「12番の席にも読み取り機がありますよ」と言う。窓際の12番の座席を探すが、そこには読み取り機はない。しかたなくぼくは無賃乗車のまま一番後ろの席に座る。
 運転手は大きく振り返って、ぼくの方を見ていたため、前方に曲がり角が近づいているのに気づくのが遅れた。バスは猛スピードのまま、レンガの壁を避けて右折する。コンクリートの電柱に激突しそうな勢いなので、ぼくは「うわあ」と思わず声を上げてしまう。
 「このバスはもう1時間も遅れているんです。私は何かから逃げているのかもしれないなあ」と運転手は独り言のように言う。「でも動物たちは歌をうたっているし……」と彼はつぶやく。そういえば窓から見える街に不思議な動物たちの姿を見かけたな」とぼくは思う。
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2月28日の夢(天井近くの四角い穴) [夢]

 取材のためにY社の特約店に行く。ここは東京でも港に近く、しゃれた感じのお店である。中に入ると、広い部屋と狭い部屋とに店内は分割されている。広い部屋にいる店員らしい女性にインタビューをして、写真を撮る。ぼくはこの店に来たのは偶然で、たまたま彼女を見つけたと思っていたが、これは仕組まれた偶然で、彼女の取材はY社がぼくに望んでいたことではないかと気づく。それならお店の外観写真も撮らなくては、と外に出るが、もう夜なので、外観を撮ることができず、焦る。
 しかたなく店内に戻ると、狭い方の部屋の天井近くの壁に長方形の穴があいている。しかし、穴はゴミが詰まっていて、とても汚い。ぼくがカメラをそれに向けてシャッターを切ると、シュッと風のようなものが勢いよく出て、ゴミを吹き飛ばした。シャッターを切るたびに穴はきれいになり、そこから空が見えるようになる。ぼくは得意になって、「ほら、あそこがこの店で唯一、ぼくの気になっていたところなんですよ」と言う。
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