3月12日の夢(浜松出張) [夢]
浜松に出張したぼくは東京に帰ろうと私鉄の駅に行く。ところが切符の自販機がなく、窓口でしか買うことができない。デスクを一つ置いただけの窓口には、丸顔の駅員が座っているが、中年の女性たちが一斉に切符を買おうと囲んでいて、とても近づけない。あきらめて駅から外に出る。駅は道路の上の高架駅だった。「しまった。せめて駅にとどまるべきだった」と思うが、もう遅い。しかたなくJRの駅を探して、道路を歩きだす。タクシーに乗った方がいいだろうか、と思う。
3月11日の夢(村上春樹インタビュー) [夢]
ホテルで村上春樹のインタビューをかる。ホテルのロビーというより、舞台のようなところで椅子に座った村上は、機嫌よくぼくのインタビューに応じてくれたが、掲載に当たって条件を付けた。編集部としては二本の特集の柱を用意しており、村上のインタビューはそのうちの一本だったのだ。デスクの男性とぼくは「春樹のインタビュー一本だけでは、あまりにも当たり前の企画になってしまうなあ」と残念がる。