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7月3日の夢(船の中で) [夢]

 ぼくは乗組員として船に乗っている。航海中、さまざまなことが起きる。トイレ掃除とか棚に飾る小物の置き方などで、最初はことごとく同僚たちと衝突する。だが、だんだん皆の息が合いはじめ、工夫し合うようになる。ぼくたちは実は兄弟姉妹で、ぼくらの父親はこの船を所有する船会社の社長だったのだ。兄弟姉妹皆で協力して、危機を乗り切り、無事に船を港にたどり着かせることができた。
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7月1日の夢(詩の教室) [夢]

 教室のようなところで皆で詩を書く。ぼくは「フロリダ」という題の作品を書いた。早く書き終わったので、皆が書いている間、別室に行く。戻ると「一色さんの詩を新聞の二面に掲載することになりました」と言われる。ほっとする。しかも、何かの賞も受賞するのだという。
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6月29日の夢(歯医者) [夢]

 隣のビルにある歯医者を予約している。3時から待合室で待っているが、4時になっても順番が来ないので、いったん会社に戻る。5時になって再び歯医者に行くと、「うちはここにいる人が優先ですから」と受付に言われ、後からどやどややってきた人たちが先に診察室に入ってしまう。
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6月28日の夢(ベッドの交換) [夢]

 ぼくのベッドは一階に置かれていたが、いつのまにか二階のベッドにぼくが寝ることになったらしい。一階でズボンを脱いで、ベッドにそれを放り投げてから、二階のベッドに上がって寝る。そこへインド人の浅黒い顔の男が訪ねてくる。ぼくは彼に「一階と二階のベッドを交換したんですよ」と言うが、言葉が通じない。英語で言い直そうかと思うが、どう言ったらよいのか分からないので、そのまま知らん顔で本を読んで寝ている。
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6月27日の夢(岐阜行きの電車) [夢]

 一人で船に乗って、島へ渡る。港に着いて降りようとすると、脱いだ靴が見つからない。皆に探してもらうが、どこにもない。ありあわせの靴をはこうと思うが、あるのは女性用のパンプスで、しかも小さくてぼくの足は入らない。しかたなく黒いスリッパをはいて、島に上陸する。
 詩人のA氏と連れ立って、帰りの電車を待つ。故郷の名古屋・覚王山の交差点が待合室になっていて、椅子が沢山並んでいる。無言で座っていると、すぐ隣にいたA氏が黙って、別の席に移る。ぼくが黙っているから、気分を害したのだろうか。
 彼が立ちあがったので、急いで後を追う。ホームに入ってきた電車に乗る。乗ってから、これは岐阜行きだったことに気づく。所沢に帰る彼にはいいが、ぼくには反対方向だ。だが、まあいいか。
 ホームの上を真っ白い服を着た、白い平たい顔の女性が走ってきて、電車の窓をとんとん叩き、運転手に「止めてくれ」と合図する。荷物を社内に置いたまま、トイレに行っていたのだろう。運転手は電車を停め、女性は乗り込んで、ぼくの前の席でうれし涙に暮れる。
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