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9月5日の夢(地下都市) [夢]

 駅の小さな待合室で列車を待っている。通路の反対側には大きな待合室があるのだが、あえてこちらに来たのだ。奥に2つの椅子があり、そこには若い女性と初老の紳士が座っていて、会話をしている。ぼくは離れた場所に立っていたのだが、かたわらに椅子が一脚置かれているので、それを持って二人のそばに行き、話に加わりたいと思う。
 しかし、そうはせず、外へトイレを探しに行くことにする。出たところはホームで、大きな待合室に通じる通路が見える。そちらには当然トイレもあるだろうが、あえてそちらには行かない。別の通路への入り口があったので、そっちへ行ってみる。そこには想像以上にとても賑やかな地下街が広がっていた。だが、トイレは見当たらない。そこからさらに下へ降りる通路がある。そこを潜り抜けると、いっそう広大な地下街が広がっている。いや、地下街ではなく、地下都市だ。路面電車や車が行きかい、商店街の上には地下だというのに青空が広がっている。
 そこで目が覚めた。夢の中では「みんなでお正月~」という自分で作詞作曲したらしい歌が流れていたことに気づく。目覚めてからもずっとそのメロディーが頭の中で鳴り響いていた。

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