SSブログ

8月12日の夢(犯罪都市) [夢]

 ぼくはバスに乗って、山へ登って行く。山には麓からてっぺんまで沢山のビルが斜面にしがみつくように建ち並んでいる。ここはアメリカでも有名な無法地帯で、山全体がギャング組織に統治されている犯罪都市だ。そこには白人から有色人種まで、沢山の刑事たちが潜入しており、ぼくもその一人である。
 新しく潜入した刑事グループが何気ない顔をして、一つの箱を置いていく。その蓋をやはり何食わぬ顔で取ると、蓋の裏に新たな指令が書かれている。ぼくはこの街で一人の女性シンガーのインタビューを二回したことがあり、今回はその弟に話を聞くことになる。
 弟はぼくのインタビューメモがみみずの這うような文字で記されたノートを見て、いろいろコメントしてくれる。ノートの上部に何か緑色の染みがついており、彼はその染みにペンでバツ印をつける。
 ぼくは彼にノートの文字を指さし、「この言葉の意味がわからないんだ」と話しかける。彼は「それはこの国で作られた交響曲の名前だよ」と答える。「ああそうか。この曲はお姉さんの作曲じゃなかったんだ」とぼく。そうしたやりとりを、かたわらで男が無言で見守っている。どうやら二回のインタビューのうち、前回のものだけで十分だったようだ。
 ぼくは休憩のため寝転び、テレビを見ている。ちょうど反対側に同僚のOさんが寝転んで、文庫本を読んでいる。ぼくらは偶然、顔をつきあわせて寝ているかっこうになり、はた目には恋人のように見えてしまうかもしれないなあと思う。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

8月10日の夢(蒸気機関オーケストラ) [夢]

 小規模編成のオーケストラが佐渡裕のような指揮者のもとでブラームスの交響曲を演奏している。管楽器が鳴ると、その前に置かれた蒸気機関から水蒸気がすごい勢いでブアーッと噴き出す。会場内の湿度を保つためなのか、それとも別の意図があるのだろうか。シンフォニーの背後にたえず蒸気機関の重低音が鳴り響き、実に迫力がある。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

8月9日の夢(ガイガー病) [夢]

 ガイガーという病気が流行している。これにかかると、今までのどんな病気よりも痩せ衰えてしまう。ということはダイエットにはとても好都合だ。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

8月8日の夢(N氏の詩を贋作する) [夢]

 人気詩人のN氏から手紙が来た。「ぼくの詩を贋作してみてください」と言って、書くべき詩の梗概が書かれている。途中で酷暑と極寒について対比をする部分があり、ここは何行も使いたいので、ネットで検索して調べて書くようにという指示だ。
 その手紙を持って会社に行く。N氏も出社しているが、話すチャンスはない。だが、ぼくはN氏からそういう依頼を受けたことが嬉しく、見せびらかすつもりで自分のデスクの上に、その手紙をわざと開いて置く。
 それから「プレイボーイ」誌を持ってトイレに行く。スリッパに履き替えようと思うのだが、スリッパがビニール袋に入れてあり、これではトイレに入れない。あきらめようとすると、突然トイレの中に掃除のおばさんが出現した。彼女が脱ぎ捨てたスリッパをはいて、ぼくはトイレに入る。だが、なんと汚いトイレだろう。便器は上まであふれるまで大便が詰まっている。それでも、足の踏み場さえあればと思うが、よく見ると床にも大便があふれている。驚いて、その上に「プレイボーイ」誌を落としてしまった。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

8月7日の夢(電車の中のレンガ) [夢]

 会社から定時に退社し、山手線に乗る。しかし、反対回りの電車に乗り間違えたことに気づき、ある駅で降りて、ホームの反対側の電車に乗り直す。短い編成なので、ドアから人がはみだすほどの超満員だ。あきらめて乗らない人たちも多いが、ぼくは無理をしてドアに体をねじ込む。すると、不思議なことに車内はがらがらである。奥に入っていくと、床に一個のレンガが置かれている。ぼくはそれを持って、ある駅で降りて、ホームの壁際に置く。そのとき初めて、間違えて快速電車に乗ってしまったことに気づく。乗換駅を通り越して、五反田まで来てしまった。腕時計を見る。これではまた家に帰るのが遅くなるなあと思う。
 そこへ二人の女性詩人が現れる。一人は人気者のHさんだ。彼女はさっきのレンガに似た正方形の物体を手にしている。この物体の光に当たると詩が書けるのだが、彼女はそれをぼくの足に押し当ててくれた。熱い! しかし、おかげでぼくはとてもいい詩を書くことができた。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

8月5日の夢(研究会) [夢]

 今日は研究会の日である。畳敷きのそんなに広くない部屋に、白い座布団がいくつも並んでいる。ぼくの席はいつもと同じらしく、前列中央の座布団の上にぼくが寝るときに使う掛布団が置いてある。しかし、いつもはそこにあるはずのまっさらな研究作品のテキストがない。隣はと見ると、女性詩人のWさんの席らしい。そこにはテキストが置いてあるので、ぱらぱらとめくってみる。初めて参加する「あさみ」というハンドルネームじみた名前の作者の詩がある。連ごとに「一、二、三、四」と漢字で番号がふってあるから、まるで歌謡曲の歌詞だ。やれやれ。とんだ新入会員が飛び込んだものだが、しかたがないだろう。さらにページをめくると、明らかに小学生とわかる稚拙な文字の作品がいくつも並んでいる。皆、あさみさんが連れてきたものらしい。今日の研究会は大変なことになりそうだ。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

8月2日の夢(新幹線で取材) [夢]

 ピアノレスナーの取材をすることになる。もうとっくに退職したはずなのに、なぜぼくはこんなことをしているのだろう。しかも、ここは疾走する新幹線の車内だ。相手は2人の若い女性で、1人がレスナー、もう1人はその助手だという。ぼくはまだ挨拶もしていないことに気づき、名刺を探すが、ポケットから出てくるのは汚れたり、水に塗れたものばかり。どうしても1枚しかまともな名刺は見つからない。
 新幹線はスピードを出しているためか、大揺れに揺れる。だが、有難いことに、レスナーは予めインタビューの答えをメモ書きしてくれていた。これをコピーさせてもらい、アレンジすればぼくの取材は完了したことになる。しかし、うっかりしてカメラマンの手配を忘れていた。カメラマンの派遣を、同僚である詩人のN氏に頼む。彼は携帯電話に記憶されている暗証番号がもし変わっていたらどうしようと、しきりに不安がる。
 ぼくは列車の各号車に散らばってしまった取材資料を回収しながら前方の車両に向かう。ついに先頭車両に着いた。そこにある資料を手に取ろうとすると、今は社長になっている後輩のUくんが「あっ、それはぼくのものですよ」と言う。しかし、その間にもいろんな袋からさらに多くの資料がこぼれ出してしまい、ますます収拾がつかなくなっていく。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。