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4月5日の夢(水野晴郎さん) [夢]

 ある詩の催しに向かい、妻と一緒に神田あたりの道を歩いている。後ろから編集委員のSさんの声が聞こえるので、てっきり自分たちに向けられたものだと思って返事をしたが、別の人宛てだったらしい。彼女は「今日はお風呂に入らない日だからいいわね」と言いながらぼくらを追い越し、先にイベントの受付の列に並ぶ。
 受付の横に窓口のカウンターのようなものがあり、そこには昔風の口ひげをはやした五人の男性が並び、ぼくらに話しかけてくる。
 いくつかのグループの受付が終わり、ぼくら夫婦の番になった。受付をしているのはなんと、亡くなったはずの映画解説者、水野晴郎さんだ。まだ生きておられたのか?! 「どこかであなたににはお会いしましたよね」と水野さん。「はい。X社のPR誌のインタビューでした。いやー、ピアノも映画もいいですよね、とお話ししていただきました」とぼく。「でも考えてみると、随分強引に二つを結びつけたものですよね」と二人で笑い合う。

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4月4日の夢(津波) [夢]

 高層ビルの二十階で行われている男性歌手のコンサートを取材する。お客は少ない。会社に戻ると、津波が襲ってきた。みんなでタクシーに分乗して、家に帰ることにする。ぼくの乗った車には、編集委員のH氏と誰だか分からないがヤーさんのような男、それに知らない女性が同乗する。
 しかし、タクシーは津波の上に浮かぶ形になり、波任せで街路を進んでいくしかない。運転席のフロントグラス越しに、水面に何かの箱が一つ、ぷかぷか浮かんで近づいてくるのが見える。
 交差点で向こうから来た別のタクシーの群と鉢合わせになる。このままではぶつかると思ったが、運転手が機転を利かせてバックし、事なきを得る。ホテルを会社が十日分予約してくれたので、そこに避難することにする。皆は「一色さんがお金を払ってくれるなら、ここに泊まるが、そうでなければ帰宅したい」と言う。しかし、ぼくのお金はさっきの取材で使い果たしてしまった。皆で歩いて帰宅することにする。
 途中、コンクリートの塀の上のようなところを歩いていて、H氏が足をすべらせて落ちてしまう。地面に顔から落ちて、ぐしゃっといういやな音がする。「しまった!」と叫び、急いで駆け下りて、介抱をする。男がH氏の顔にティッシュを当てて止血している。ぼくもポケットからティッシュを何枚も出して、男に渡す。どれも使い古しで、黒い染みがついているがそんなこと言っている場合ではない。幸い、H氏は鼻が折れたものの、たいした負傷ではなく、そのまま歩き続けられそうだ。

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