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3月17日の夢(コピー) [夢]

 二階の制作部から一階の営業部へ降りる。もう退社時間を過ぎているのだが、皆忙しそうで退社する気はなさそうだ。K会長が「これから会議するんですよね」と言う。会議があるのではますます帰れない。あきらめて二階に戻り、会議に提出するための自分の業務リストを作る。随分進行中の仕事がいっぱいある。それなのに、なぜこんなに暇なのだろうか。
 とりあえずまた一階に戻り、自分が今作っている服の見本を全部コピーしようと思う。男性社員のデスクにスキャナーがあったので、「この机貸してね」と言うが、このデスクで服をコピーするには狭すぎる。スキャナーだけ外そうとすると、同僚が手伝ってくれる。だが、その同僚は地面から生えているコードごと、庭木を抜くようにスキャナーを引っこ抜こうとする。これでは電源も通じなくなってしまうと、慌ててそれを止める。
 別の空いたデスクでコピーを始める。だが、服は大きくて、当然ながらコピーの一枚の用紙に全体を写し込むことはできない。苦闘していると、女性社員のIさんがいきなり「これ、私の机の上にありましたよ」と安物のバッジのようなものを差し出す。ぼくが海外旅行のおみやげに買ってきて、女友達にあげようと思っていたのに、彼女の机の上に置き忘れてしまっていたのだ。ぼくは「おみやげにしようとして忘れたんだ」と間抜けな答を返す。Iさんは苦笑し、「変なの」と言っただけで返してくれた。
 またコピーを始めると、いきなり目の前でぼくに背を向けたIさんが着替えを始めた。裸の背中がぼくの目の前に現れたので、ぼくは仰天する。だが、彼女はさっさと着替えをすると、退社していってしまった。なーんだ、会議があるんじゃないのか。壁の時計を見ると、もう7時半に近い。ぼくも帰ろうと思う。ところが、せっかくできたコピーの紙を地面に落としてしまった。泥で真っ黒になっている。慌てて水道で洗おうとするが、蛇口が外れて、デスクを水浸しにしてしまう。

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3月16日の夢(コーラス) [夢]

 会社で定時を過ぎたのに、誰も退社しようとしない。皆忙しそうにしているが、ぼくだけ仕事がなくて手持ち無沙汰。隣席のOさんに「暇だね」と言うと、「あら、私は忙しいわ」と一蹴される。
 オフィスに中高年の盛装した男女のコーラス隊がいて、練習をしている。ソロをとっているのは、背の高い女性だ。彼らの練習が終わったところで、何人かの社員が帰りだしたので、ぼくも一緒に退社しようとする。するとバッグの紐が何かに引っかかってしまい、なかなか外に出られない。
 トイレへ行く。いや、昨日までトイレだった部屋というべきだろうか。トイレのはずなのに、便器がすべてなくなっているのだ。天井から床まで壁一面が大きなガラス窓になっていて、カーテンが中途半端に開けられている。下の舗道では女性がこちらを見上げている。カーテンを引いて身を隠しながら、小用をしようとする。その瞬間、ドアを開けて、暗い顔をした男たちが三人、室内に入ってくる。「まずい」と思うが、もう止められないので、彼らは幻覚だと思い込むことにする。

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